2021年7月30日に新しく発売された“スマートショーケース”をご購入いただきました。
スマートショーケースは、非対面での受け取りが可能で、12部屋あり各部屋の解錠はタッチパネルで操作することができる機器になります。
お客様は、現在モーニングのみ営業中で、もうすぐランチを始められるそうです。デリカテッセンスタイルは、6月23日にグランドオープンを予定されています。
コロナ禍でバイキング形式からデリカ形式に変更される際に、地産の野菜や惣菜、オードブルなどを非対面での受け渡しや、営業時間外の受け渡しを可能にしたいと、当初は冷蔵ロッカーを検討されていました。
(導入予定をされていたSBR-AMC383)
ですが、冷蔵ロッカーは、導入コストが高いといったデメリットがあります。
メーカーにもよりますが、1ユニットで冷蔵室が5、もしくは6となっており、制御ユニットと冷蔵ユニットを組み合わせていく仕様となっています。
制御ユニット+冷蔵ユニット×1 (5〜6室)の方が、スマートショーケース12室よりも導入コストが高いというのが現状です。
では、なぜこちらを提案していたかというと、冷蔵ロッカーで話を進めていたときは、スマートショーケースが発売されていませんでした。
冷蔵ロッカー導入に向けて、メーカーさんが東京から商品の説明に来ていただいたとき、「実は、こんな商品もありますよ!」とスマートショーケースを紹介していただきました。
部屋数やコストの面でスマートショーケースのほうが良いことから、スマートショーケースに変更することになり、そして先日、お客様の元に商品をお届けしました。
見た目もスタイリッシュで改装後の店舗にピッタリでした♪
設置後は、お客様と一緒にメーカーさんの商品説明を受けました。お客様にご提案した担当スタッフも「なるほど〜」と感心していました。
実は、スマートショーケースは、発売されてから導入実績が全国的にも少ない商品となっています。
なぜ導入実績が少ないのか?
導入実績が多い商品で、同じ非対面販売ができる「ど冷えもん」という機械があります。
(写真はこちらの記事です)
ど冷えもんは食品の自動販売機で、この中に商品を入れるだけで24時間の無人販売が可能になります。
電子マネーのオプション機能もありますが、基本的には機械を設置が完了すれば、自動販売機として使用可能になるため、導入障壁が低く、全国的に広がりました。
ですが、スマートショーケースには決済機能が搭載されていません。
なので、決済やQRコード、パスコードの発行などの仕組みは店舗側で構築する必要があり、ハードルが高いため導入実績が少ないのです。
スマートショーケースの利便性を、もっとたくさんの方に知っていただきたいので、スマートショーケースがどのような機械なのか?を、ご説明させていただきます。
①簡単に受け取り可能
事前注文、事前決済、非対面での受け渡しが可能で、本体についているタッチパネルで簡単に受け取りが可能です。スピーディーに受け取り、滞在時間が短いのが特徴です。
(例)仕事をされているAさん
夕食は、テイクアウトして食べることにしました。
仕事の休憩時間に、アプリから注文と決済を完了!この時に受け取用のQRコードが送られてきます。
店舗のスタッフはAさんが来店されるまでに調理を終えて、スマートショーケースに準備。
仕事を終えたAさんはお店に行き、QRコードを読み込み、ショーケースの指定の部屋から商品を受け取って完了です♪
②安心の衛生面
防犯面に配慮した二重扉構造で、認証なしに扉を開けることはできません。第三者による商品接触を防止できます。
それに加えて、「ナノイーX」も搭載されてあるので、菌の繫殖を抑制してくれるのも嬉しいポイント♪
③利便性
各部屋に、照明が搭載されており、商品をセットする時や、受け取り時に照明が点滅してくれます。迷うことなく商品を受け取ることができますね。
感染対策がしっかりとされているので、コロナ禍であっても安心して商品を受け取ることが可能ですね。それに加えて、従業員の方の感染リスクも下げることができます。
非対面で受け渡しや、事前決済を基本とする仕組みなので店舗運営の効率化と、テイクアウト需要に答えることができる商品となっています。
もっとたくさんの方にスマートショーケースのことを知っていただきたいです。ご依頼はヒットまで♪