プレハブ冷凍庫と縦型6枚扉冷凍庫等の買取依頼をいただきました。
商品は2021年製の高年式なので、状態が良い商品を販売することができそうです。
さて、現場は1Fにプレハブ冷凍庫 2.2坪、2Fに縦型冷凍庫が設置されてあるとのことです。
まずは縦型冷蔵庫を折り返しの外階段を使用して搬出します。
階段の踊り場で90℃×2回転させる必要があります。
ですが、冷凍庫を回転させるには幅がギリギリの状態。
そこで冷凍庫の前扉を外すと、ゆとりができました。そして空箱の上に縦型冷蔵庫をのせて、少しずつ回転させました。
その後は、階段に絨毯をひき、ゆっくり降ろしていき搬出完了です。
(ギリギリ!商品に傷がつかないように慎重に搬出します!)
重量のある厨房機器の搬入/搬出経路は事前調査を行う場合があります。
事前調査を実施することで、効率よく作業を行うことができ、スムーズな搬入/搬出が可能です。
さて、次はプレハブ冷凍庫です。
プレハブ冷凍庫は、パネルはホシザキ製、冷却ユニットは三菱製の商品になります。
(パネル:ホシザキ製)
【作業開始】
①室外機を外す
こちらで紹介したように、冷媒ガスの回収も行います。
(室外機作業中!!)
②プレハブコーキングカット
室外機を外している間に、プレハブのコーキングをカットします。
コーキングを剥がすために、カッターナイフで内側・外側から切れ目を入れ、庫内灯、扉の回収を行います。
③室内機を外す
室内機にある冷媒ガスを回収後、排水を切断し室内機を外します。
(室内機取り外し完了!搬出します♪)
④パネルを外す(ここからが難しい!!)
プレハブ冷凍庫の場合、冷蔵庫に比べて冷気が逃げないように、コーキング剤がしっかり付いている上、扉を低温に保つように断熱材の厚みが必要になり、その分冷蔵庫よりも重くなるため、パネル1枚の移動も大変な作業です。
固いコーキングを、パネルが破損しないように取り外します。
プレハブの解体は、中々大変な作業ですが、ヒットのベテランスタッフにお任せください♪
今回のパネルは予想通りコーキングでガチガチに固まっている様子。
ステンレス板や薄い木をパネル下に挿入し、てこの原理を使って外しつつ、パネルが破損しないように作業を行いました。
(てこの原理)
このようにパネルを剥がす技術や、専門知識が必要とするため、プレハブの中古商品というのは、あまり見かけません。
プロ厨房ヒットでは、買取、中古販売も行っている上、実際に組み立てられ商品が展示されています。
今回のプレハブ冷凍庫も、買取の翌日に加古川倉庫にて組み立てしました。
(解体したプレハブ!パネルも綺麗にはがせました♪)
(組み立て中!巨大なプレハブに挑みます)
(組み立て完成!※パネルのみの展示となります。)
解体と組み立て両方の技術と知識がないと、中古商品の解体、販売、展示はできません。
実際に展示されてあることで、より実際に近いイメージをすることができますね。
もうすでに商談が入っている商品ですが、ご興味のある方はぜひお気軽にお問い合わせください。