今回は姫路市にパン屋さんをオープンされたお客様に厨房一式をご依頼いただきました。
お客様は約10年間パン屋さんで修行を重ねられていたそうです。
元々独立志向があったとのことですが、約3年前に自分のお店を持つことを決心されたそうです。
プロ厨房ヒットには、独立を考えられていた約3年前から、「どのような機械があるのだろう…?」とご来店いただいていたそうです。
そして今年7月、オープンに向けて再度ご来店くださいました。
コスト削減のため、新品/中古厨房機器を組み合わせたいとのことで、姫路店Sさんが対応させていただきました。
改装前の店舗にはカウンターや柱などがありました。
パン屋さんの厨房はデッキオーブンなどの大きな機械を使用するので、なるべく広々とした厨房を提案できるようお客様と一緒に考えました。
さて、お客様は必要な厨房機器はある程度リストアップされていました。
更に平面図の上から手書きで厨房図面を作ってくださっていて、その図面を元に、レイアウトを考え、3D図面を作製しました。
そして図面を参考にしながら、お客様と一緒に厨房作りを行うことができました。
パン屋さんの厨房は大きな機械が多く、大型の厨房機器の搬入設置は難易度が高くなることがあります。今回の店舗は入口の間口が小さいこともあり、高さのある機器は倒しながらの搬入になりました。
(片側のドアを外して搬入!3人掛かりで慎重に…)
(大きな機器はギリギリの状態!熟練の技で設置完了♪)
お客様には、「危なげなく、さすがの搬入技術で設置していただきました」と言ってくださいました。
そして、厨房機器搬入設置後、オープンされる数日前にパン作りの試作会に参加させていただきました。
今までたくさんのパン職人さんがいらっしゃる厨房だったそうで、それぞれ役割分担をされていたそうです。
これからはお一人で、すべての工程を仕上げることになるとのことで「不安もありますが、それ以上にオープンが楽しみ」と話されていました。
厨房機器も綺麗にお手入れされながら使ってくださり、厨房はとても綺麗でした。
(綺麗に使ってくださりありがとうございます!)
(ピスタチオクリームサンド:柔らかーいパン生地の中には滑らかなピスタチオクリーム♪)
(アンパン:王道のアンパン!優しいお味にほっこり…♪)
(メロンパン:外はサックサク、中はフワフワ!私のイチオシ商品です)
11月10日にオープンしたばかりのパン屋さんです。
お店の名前(ブーランジェプチボヌール)には、フランス語で『小さな幸せ』という意味があるそうで、ご自身の作るパンで、お客様に小さな幸せを感じてもらいたい、お客様の笑顔を見て幸せを感じたい。
日頃の見落としがちな小さな幸せを大切にしたい。
などの想いとリンクしてこの店名にされたとのことです。
ぜひ足をお運びください。
ご依頼いただきありがとうございました。
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■boulanger petit bonheur (ブーランジェプチボヌール)
■兵庫県姫路市安田4-25 1F
■パン屋さん
■11月10日OPEN
(お店の詳細はInstagramをご覧ください。)