冷蔵ショーケースの調子が悪いという連絡が入りました。
顧客データの販売履歴を調べてみると10年前に販売したサンヨーのショーケース。
とにかく冷えないらしい。
10年前に2001年製の商品を販売してるので、当時は9年落ち。今では製造から19年も経ってます。
年数からすると買い替え時なのかもですね。
でも、直せるものなら直してあげたい。
さて、症状はコンプレッサーが起動してから1分も経たないウチに停止してしまいます。
なるほど。これはコンプレッサーのプロテクタが働いてるのかと思いきや、そうでもない。
コンプレッサー自体がまったく熱くないんですね。プロテクタが働く場合は、コンプレッサーが熱くなりすぎて、故障しないように電源供給をカットするんです。
???
リレー???
違う。
サーモスタット???
これでした。
サーモスタットを経由せず、直結したらコンプレッサーが調子よく動いて庫内の冷却パネルがキンキンに冷えてきました。
サーモスタットにテスターを当てると変な数値、しかもその数値が動きまわります。
確実にこれ。オンかオフしかないので、変な数値が出るハズがない!
古い商品ですが、部品は多分あるハズ。パナソニックの現行品も意外とアナログですからね。
まだこのタイプのサーモスタット使ってるんじゃないかな〜。
修理は後日!
夜の訪問だったので、お客様がお好み焼きを焼いてくれました。
ありがとうございます!!
うま〜♪