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業冷庫の修理依頼で出動しました!

いつもお世話になってるお客様からの修理依頼。

台下冷蔵庫と縦型冷凍庫の冷えが悪い。


駆けつけると台下冷蔵庫はガス(冷媒)漏れ。

縦型冷凍庫は凝縮器の目詰まり。...に加えて連日の暑さによる熱気による影響。



これは急にこうなったんですか?

「いえ、だんだん温度が高くなって...」


コロナの影響で収入が落ちて、直したいけど修理代の捻出が大変だったようです。

その修理代を工面できたので連絡しましたとのこと。


そんな話を聞くと機器の入れ替えの提案は難しい...。

実は縦型冷凍庫を見た瞬間に入れ替えの提案が真っ先にありました。

というのもその冷凍庫は30年前のもの。

いろんな所が傷んでるし、もうその役目を終えてもいいんじゃないかと正直思いました。

でも、オーナーさんの意向は修理できるなら修理してほしいとのことでしたので、その方向で対応することにしました。


台下冷蔵庫はガスの補充で完了。



30年前の縦型冷凍庫は凝縮器の目詰まりを除去しました。

専用の機器を持ち込んでの作業。

この機器は3相200Vで動くのですが、20A(アンペア)のブレーカー容量が必要となります。なので、どこの現場でも使えるわけではないのですが、使える環境でした。




長年の汚れを落とし始めると真っ黒な水がたくさん出てきます。




それを回収しながらの作業。



キレイさっぱり。





凝縮器の役目は非常に重要です。ここで高温のガスを中温に下げるんです。次に中温が低温、最後が低温が超低温、で冷えるわけです。

その凝縮器が汚れで目詰まりしてしまうと、高温のガスが高温のまま、次は高温が中温、最後が中温が低温にしかならないので冷えないんですね。凝縮器が目詰まりするとエバポレーター(蒸発器)で超低温までいかないんです。

なので凝縮器のところで中温まで下げておくのは重要なんですね。


さて、冷凍庫の温度がどんどん下がってきました。

まだまだ頑張れそうです。

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